Q29.吉太郎が蓮さまから歌と明星をもらいました。死亡フラグですか？駆け落ちフラグですか？
駆け落ちフラグに一票。
葉山蓮子のモデルになった柳原燁子は博多に嫁いで十年後に、弁護士で社会運動家の宮崎龍介と駆け落ちします。
吉太郎は弁護士になれないです。今から字を覚えて法学に進むのは無理でしょう。
しかし、ドラマ創作パワーがあります。
はなの実家はドラマでは甲府にあって貧乏小作をやっています。
しかし実際の村岡花子さんは違うようです。
wikipediaより
「はなが5歳の時にしがらみを断って一家で上京し、南品川で葉茶屋を営むようになる」
現実に沿うだけではなくドラマが盛り上がるように少し変えています。
吉太郎と宮崎龍介には共通点があります。宮崎龍介の父は社会運動家でした。はなや吉太郎の親父も社会運動家です。
さて、ここまでが憶測。こっからは邪推に近い妄言。
蓮さまが花の実家に行かなくちゃいけない理由は行き場のない蓮さまの帰る場所になるためです。福岡での生活に耐えられずに実家にも帰れない。ふと思いだす のはおっかあの胸で泣いたことです。いつでも待ってるって言ってくれました。母を知らない蓮さまにとって花の母親が母の暖かさです。進退窮まった時に行き 着く先は花の実家しかありません。
吉太郎の一番の特徴は父との確執です。父は社会運動し、吉太郎は軍隊に入ろうとしています。正反対です。正反対は真裏にひっくり返しやすいのが創作です。吉太郎は強烈なインパクトを受けて父の手引きを受けて社会運動に身を投じるかもしれません。
蓮さまの夫である嘉納伝助のモデルになった伊藤伝右衛門は炭鉱夫のストライキにあいます。ストライキを手引きしたのが吉太郎で、鳥かごの鳥状態だった蓮さまと再会し、不憫に思って救い出して逃げ出して行き着く先は実家。父の手配した東京の家で暮らし始める。
あたりかな？
弁護士とか社会運動っていうと朝市の方が似合いそうな気がしますが、蓮さまが花の実家に訪れたときに蓮さまとほぼ絡まなかったので、この件に朝市は絡まないでしょう。
